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イヤイヤ期対応の3つのコツ!保育士が実践する向き合い方を解説!

イヤイヤ期対応3つのコツ悩み
この記事は約11分で読めます。

イヤイヤ期ってどう接したら良いの?

何を言ってもイヤイヤで困る…。

そんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、

  • イヤイヤ期とはそもそも何?
  • イヤイヤ期対応の3つのコツ
  • イヤイヤ期にやってしまいがちな接し方

について元保育士が解説。

ななかまど
ななかまど

この記事を読んで、あなたの子育てのヒントが見つかることを願っています。

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イヤイヤ期とは?

イヤイヤ期

イヤイヤ期とは、1歳半~3歳くらいの子どもに起こる第一次反抗期。

何に対しても「嫌!」しか言わず、ひどい時には床に転がって大泣き…。

どう接したら良いかわからず、お手上げ!という方も多いのではないでしょうか?

イヤイヤ期は、自分とママは違う存在なのだと気が付く「自我の芽生え」によって引き起こされます。

しかし、まだ自分の気持ちを言葉でうまく説明できないために、「嫌!」という言葉で気持ちを伝えようとしているのです。

また、この時期になると、「好き・嫌い」などの感情をつかさどるとされている脳の奥にある扁桃体が発達するため、自分で「これは好き」「これは嫌」という感情に気が付くようになります。

しかし、その感情をうまくコントロールするための前頭前野がまだ未発達なため、

嫌!と感じたら「嫌!」であり、その感情を自分でもコントロールすることが出来ないのです。

ななかまど
ななかまど

子ども自身も葛藤している状態なんですね!

イヤイヤ期

イヤイヤ期の発達段階について詳しく解説している記事を読む≫≫

イヤイヤ期対応の3つのコツ

コツ

では、そんなお子さんのイヤイヤ期に、どう対応していったら良いのでしょうか?

ななかまど
ななかまど

元保育士である筆者が意識しているポイントは3つ!

  • 気持ちに共感する
  • 子どもを出来るだけ待つ
  • 事前に予告して伝える

一つ一つ具体的に見ていきましょう。

気持ちに共感する

お子さんの主張が実際に実現出来るか?出来ないか?に関わらず、まず気持ちを受け止めてあげるようにしています。

例えば、お子さんがまだ公園で遊びたくて「嫌!」と泣いている場合。

ななかまど
ななかまど

まだ公園で遊びたかったんだね!

と、言葉にします。

たったこれだけで、お子さんはママに気持ちを分かってもらえた!と満たされるのです。

一度受け入れた後に、

ななかまど
ななかまど

でも、もうすぐパパが帰ってくるからおうちに帰ってご飯を食べよう!

と、出来ない理由と、次に待っている楽しいことを含めて伝えます。

まだ遊びたくて泣いた時に、「もうたくさん遊んだでしょ!」と一喝されるよりも

お子さんも気持ちの整理がしやすくなりますね。

子どもを出来るだけ待つ

二つ目のコツは、「子どもを出来るだけ待つ」ということです。

大人の流れる時間の早さと、子どもの流れる時間の早さは、異なる!ということを意識しておくと良いです。

先ほどの公園の例で、

ななかまど
ななかまど

でも、もうすぐパパが帰ってくるからおうちに帰ってご飯を食べよう!

と言っても、黙り込んで動かないことがあるかもしれません。

でも、黙り込んだということは、今自分の気持ちを処理している時間。

「早く!」と急かしたら、また「イヤイヤ」に戻ってしまいます。

ここで、じっくりお子さんの処理が終わるのを待つ!というのもコツ。

子どもは指先も未発達で、何かするにも時間がかかりますし、

脳の発達も未発達なため、頭の中で考えを処理するのにも時間がかかります。

子どもの時間の流れは、とてもゆっくりなのです。

だから、例えば21時には寝かせたいのであれば、

ななかまど
ななかまど

20時には寝る時間だよ!

と伝えておきます。

9時には保育園に出かけなければならなければ、

その一時間前にはご飯を食べ終えて準備を始める。

子どもを待てるように十分な時間を確保しておくことが大切ですね。

事前に予告して伝える

3つ目のコツは、お子さんの時間の流れはゆっくりだということを考慮し、

事前に予告して伝えておく!という方法です。

ななかまど
ななかまど

長い針が6のところに行ったら帰る時間だよ!

と事前に伝えておきます。

ななかまど
ななかまど

今は5のところにあるね!

と、たまに思い出させながら遊びます。

お子さんは、遊びながらももうすぐ帰らなければいけないという心の準備が出来ますね。

時間になった時も、

ななかまど
ななかまど

長い針が6のところに来たよ!あと3回滑ったらおしまいね!

などと、小刻みに予告すると、より心の準備がしやすくなります。

この事前に伝える!ということはかなり重要で、

お子さんが食べている時に、お茶をこぼしそうなのでコップをずらしたら怒られた!という場合も、

ななかまど
ななかまど

お茶がこぼれそうだから、少し前に出してもいい?

と伝えることによって、怒らずに済む場合もあります。

イヤイヤ期にやってしまいがちな接し方

NG

では、反対にやってしまいがちだけれど出来れば避けたい接し方についても解説します。

出来れば避けたい接し方は以下の通りです。

  • 「早く!」と急かす
  • 「~しないで!」「ダメ!」と禁止する
  • 「置いていくよ!」などと脅す
  • 「後でね!」「今度ね!」とその場しのぎ
  • 危険な行為もそのままにする

「早く!」と急かす

これは、一番やってしまいがちではないでしょうか?

実際筆者も、子どもと大人の時間の流れ方は違うのだとわかっていながらも

何度も「早く!」と言ってしまうことがあります…。

ななかまど
ななかまど

大人は社会と繋がっていますから、どうしても時間通りに行動しなければいけないことがありますよね。

例えば、登園の時間が迫っていて急いで欲しい時は、

「早く!」と急かしてもこの時期の子どもは早く動けません。

ななかまど
ななかまど

保育園列車、出発しまーす!ガタンゴトン…

と、肩を持って電車ごっこのように誘導してしまった方が早い場合もありますね!

なかなか寝なくて、騒いでいる場合も「早く寝なさい!」と言っても脳は興奮状態。

大きな声で叱るほど、脳は興奮してしまいます。

反対に、ささやき声で

ななかまど
ななかまど

今日は保育園はどうだった?

と穏やかに話かけると、お子さんの心も穏やかになり、結果的に早く寝付けるということもあります。

「~しないで!」「ダメ!」と禁止する

イヤイヤ期のお子さんは、禁止されればされるほど、イヤイヤがひどくなります。

「否定された!」「わかってくれない!」という気持ちが先に立ってしまうのですね。

椅子の上に立っていてやめて欲しい時は、「立たないで!」と言うよりも

ななかまど
ななかまど

立つと景色が違って楽しいよね。でも、落ちたら怪我をするから座って欲しいな

と、どうして欲しいかを伝えた方が聞き入れやすくなります。

「置いていくよ!」などと脅す

どうしても、言うことを聞いてくれない時「置いていくよ!」などと言いたくなりますよね…。

そう言えば、子どもは「嫌だ!」と言いながらもついてきてくれるから。

ただ、これは最初は利くかもしれませんが、だんだんと「本当は置いて行かない」ということを子どもは学びます。

さらに結果的に、自分の思い通りに人を動かしたい時には嘘をつけば良いのだと教えることになってしまいます。

出来るだけ、脅して言うことを聞かせることは避けたいですね。

まずは、なぜお子さんはイヤイヤなのか?気持ちに寄り添ってみましょう。

たまに、お子さん自身も何が嫌なのか?わからなくなっていることもあります。

そんな時は、次の楽しいことに目を向けたり、

ななかまど
ななかまど

あ、アリさんが歩いてる!

など、全然違うことに気をそらしてあげる方法もありますよ!

「後でね!」「今度ね!」とその場しのぎ

お子さんがおもちゃをおねだりした時、

「また今度ね!」などと言っていませんか?

お子さんは、今度買ってくれるんだ!とその場は納得するかもしれませんが、

その今度がやってこないことにいずれ気が付きます。

ななかまど
ななかまど

今日は買わないよ!

とハッキリ伝えた方が良いですね。

家事の合間に遊びに誘われた場合は、「ちょっと待って!」ではなく

ななかまど
ななかまど

この洗濯物を干し終わったら遊ぼうね!

などと具体的に伝えることで、待てることもあります。

危険な行為もそのままにする

メディアや育児書などで、「イヤイヤ期は怒らない!叱らない!」

「お子さんの気持ちに寄り添う!」のが良いという情報ばかり目にします。

それを見ると、「子どもを叱ってはいけないんだ…」と思いがちですが、

お子さんが危険な行為をした時や、誰かを傷つける行為をした時などには、しっかりと叱る必要があります。

例えば、歯ブラシを口にくわえたまま走る行為。

もしも、そのまま転んだら…。

考えただけでゾッとしますね。

我が家では「歯磨きはここに座ってする!」と約束を決めています。

約束が守れるように、歯磨きの絵を貼ることで視覚にも訴えます。

危険な行為は、しないように事前に対策をする!

それでもしてしまった時には、体を張って止める!

ママの真剣な表情は、お子さんにすぐに伝わります。

イヤイヤ期に何を言ってもダメな時の小技

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出来れば避けたい接し方、理論上はわかったけれど、

じゃあ、何を言ってもダメな時はどうしたら良いの?と思いますよね…。

ななかまど
ななかまど

そんな時に、保育士がよく使う小技をご紹介します。

  • 自分で選ばせる
  • 遊びにしてしまう
  • パペットを使う
  • 自分がやる
  • 他の子を褒める
  • 癇癪は落ち着くまで待つ

自分で選ばせる

洋服を着替えない時、靴下を履かない時、

ななかまど
ななかまど

こっちとこっち、どっちにする?

と選ばせると、自分で選んで着替えてくれることがあります。

「着替えなさい」に対しては「嫌!」だけれど、

「どっち?」だと、着替えることは前提で、自分で選ぶことで

イヤイヤ期特有の「自分でなんでもやりたい!」という気持ちをうまく満たしてあげることになるんですね!

元保育士で現在学童保育支援員のしゅり先生は、さらにこんな方法も!!

しゅり先生
しゅり先生

「どっちが良い?」じゃなくて「どっちが嫌?」と聞くと、人間はマイナスの意見の方が強く記憶に残るので 聞いてもらったという記憶が残りやすく、癇癪が減りやすいですよ!

なるほど!

ナイスアイディアですね!

遊びにしてしまう

嫌なことは遊びにしてしまう!というのも良い方法です。

例えば、お片付けが嫌な場合。

ななかまど
ななかまど

ママとどっちが早く片付けられるか競争ね!

などと競争にしてしまったり、

ご飯を食べるのが嫌な場合は、

ななかまど
ななかまど

お客様、お待たせいたしました。お子さまランチをお持ち致しました。お冷のおかわりはいかがですか?

などとレストランごっこにしてしまう手も。

ママの言葉遣いが急に変わっただけで、子どもの気分がガラッと変わることもあります。

パペットを使う

ママが何を言ってもダメ…という場合は、パペットに言ってもらったら聞いてくれるかも!

この頃の子どもは、想像力が豊かで、人形など動かない物も擬人化することが得意です。

これは、スイスの心理学者ピアジェの認知発達理論でも提唱されていて、

2歳~7歳の前操作期の子どもに見られるアミニズム的嗜好と言われています。

ななかまど
ななかまど

大好きなパペットの言うことなら素直に聞いてくれる!ということもあるので試してみる価値あり!

自分がやる

帽子をかぶらない時などに、

ななかまど
ななかまど

わぁー♪この帽子かっこいい!!ママこれ被って公園行きないなぁー!どぉ?似合う?

と言って頭に乗せてみると、頭から奪って自分でかぶってくれることもあります。

ご飯を食べない時に、

ななかまど
ななかまど

あー、美味しい!!

と、本当に美味しそうに食べていると寄ってくることも!

ママが嬉しそうにやっていることは、気になるみたいですね!

他の子を褒める

似ていますが、兄弟やお友だちがその場にいれば、褒めるのも効果的!

ななかまど
ななかまど

わぁー♪〇〇くん、お片付け上手だねー!!こんなに綺麗にお片付け出来るんだね!

自分だって出来る!!と言わんばかりにお片付けを始めることもあります。

この時に、それに比べて…などと、やらない子と比較はしないようにしましょうね!

癇癪は落ち着くまで待つ

もう何を話しかけてもダメ!抱きしめることすら拒否!!

っていうこともありますね…。

もうそうなったら、何を言っても耳に入っていません。

安全な場所や、他の人の迷惑にならない場所で、思う存分イヤイヤさせてあげましょう!

少ししたら落ち着くので、落ち着いたところで抱きしめてあげると、抱っこを受け入れてくれます。

そんなことを言われても、毎日イライラしてしまう!という方は、

予防策と息抜き法を解説しています≫≫

イヤイヤ期は、3つのコツと小技で乗り切ろう!

イヤイヤ期は、何をやってもイヤイヤで、困ってしまうことも多い時期。

でも、それはお子さんの発達の過程で、まだまだ未熟なために起こることです。

  • 気持ちに共感する
  • 子どもを出来るだけ待つ
  • 事前に予告して伝える

という3つのコツを意識して、

  • 自分で選ばせる
  • 遊びにしてしまう
  • パペットを使う
  • 自分がやる
  • 他の子を褒める
  • 癇癪は落ち着くまで待つ

などの対処法をうまく活用すれば、大変なイヤイヤ期も、少しは楽になれます。

イヤイヤ期は、成長期!!

このイヤイヤ期を過ぎると、お子さんはひと回り成長した姿を見せてくれることでしょう!

お子さんも成長するために頑張っています!

気長に見守っていきたいですね!

ななかまど
ななかまど

絵本をうまく活用していくのもおすすめですよ!

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この記事を書いた人
ななかまど
ななかまど

大学で発達心理学を学び、卒業後は、幼稚園教諭・保育士として計7年間勤務。150人以上の子どもを担任し、乳児・幼児やその保護者と共に成長する楽しさを実感。長女妊娠を機に退職し、現在3人の子どもを育てる母。2020年、趣味で5年間続けていたブログ経験を生かし、本格的にブログ執筆活動を始める。
パパママに寄り添う方法を模索し、Twitterで、ツイッター子育て相談室を立ち上げました。2021年11月に出版したKindle本17部門でAmazonランキング1位を獲得!お仕事の依頼やその他問い合わせは、ブログ内問い合わせフォームか、TwitterDMにご連絡ください。

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