子供に怒鳴るのをやめられない私が変わった3つの方法

- 怒鳴りたくないのに、子どもが言うことをきいてくれない…
- 本当はニコニコママでいたいのに、イライラしてしまう…
- 怒ってばかりで疲れた…
自分でも怒ってばかりじゃダメなのはわかってるのに、毎日怒ってばかりで子どもの寝顔を見て「ごめんね…」の繰り返し…。
本当は優しいママでいたい!って思いますよね…。



私は3つのことを意識するだけで怒鳴ってばかりの毎日から解放されました!
3つの意識とは…
- 常識を手放す
- 環境を楽にする
- イライラの原因は自分や子どもじゃない
この記事で詳しく解説していきます。
本記事はパパ育コミュ@ブログ部における「ブログ駅伝」の活動として、
2022年1月のテーマ「今だから言える、育児の失敗談!我が家の育児の秘訣も!」に沿って執筆しています。チームに分かれて記事をリレー形式で書き、バトンを渡していきます!
★Aチームの走者
【第1区】黄昏ほーむ|育休中さん (@tasogare_home) 記事:【完母・完ミ・混合】何を基準に選べばよかった?育児を振り返って
【第2区】ここやや@時短勤務中→育休4ヶ月取得経験ありさん (@kokoyayablog) 記事:子供に怒ってしまうパパからの脱却!!無条件子育ての実践を目指して
【第3区】ポンパパ夫婦👨インスタ9割ブログ1割さん (@ponpapablog) 記事:【それ禁句です】育児中の妻に言ってはいけないNGワード6選(失敗談)
【第4区】ななかまど@ブロガー応援団♪ (@nanakamado2021)←本記事です。
【第5区】シカゴリラ@パパの育児や育休(#パパ育)✖️データ✖️パパ育コミュさん (@chicagoriller) 記事:コロナ直撃!?床上げまでの育児で起こった“8つ”の想定外の出来事!!
子供に怒鳴るのをやめたいのにやめられなかった3つの理由


子どもを怒鳴るのをやめたい!我慢でなんとかなるものではありませんよね…。
私が、子どもに怒鳴るのをやめられるようになった今だからこそわかった
やめられなかった根本的な原因は、3つありました。
- 常識にとらわれていた
- 育児ストレスによるものだった
- PMSが原因だった
根本的な原因を取りのぞくことで、怒鳴る頻度はどんどん減っていきました。
①常識があなたを苦しめる
- 親が子どもをしつけなければいけない
- 子どもが悪いことをするのは親の責任
- わたしがしっかり育てなきゃ!
という風に思っていませんか?
私は、思っていました。
- しつけは親の責任だ
- 言ってダメなら叩いて教えるしかない
- 子どものおこないでその家の教育がわかる
- 嫁に出して恥ずかしくない子に育てる
私は幼いころから自分の親にそう言われて育ったので、それが常識になっていました。
その常識が



私がちゃんと育てなきゃ…
というプレッシャーに変わり、「こどものため」と思いながら怒鳴っていました。
私の場合元保育士だったこともあり、育児や教育の知識は人並み以上にありました。
知識ばかりが頭にあり、教科書通りにいかない育児にイライラしていたのも原因の一つです。
育児本やネットで簡単に子育て法や教育のノウハウが手に入る現代、
保育の専門知識がないママでも、私と同じように情報に押しつぶされているママも多いのではないでしょうか?
②育児のストレス環境
育児は、どうしてもストレスが大きくなる環境です。
- 計画的に物事が進められない
- 寝不足になる
- 疲れがたまる
- 自分の時間が取れない
人間はこのような環境下に置かれると、ストレスでイライラしやすくなるのは当たり前。
イライラする自分が悪いのではなく、環境がそもそもの原因だったのです。
しかし、私は母親からよく「私は誰にも頼らずたった一人であなたを育ててきた。すぐに頼るのは良くない」と聞かされていました。
みんなやってるのに保育士である私が自分の子どもを育てられないなんて言えない。
そんなプライドもあり、誰にも相談できず、どこにも頼らず、自分自身をどんどん苦しい環境へと追いやっていました…。
③PMS(月経前症候群)によるもの
私の場合、PMSも主な原因でした。
生理が始まって、最近イライラしてたのはこのせいだったのか…と思ったことが何度もありました。
PMSは人によって症状がさまざまなので、PMSが原因でイライラするということを理解されない場合が多いです。



女性はみんな同じなのに、私だけうまくコントロール出来ていない…
と悩んだ時期もありました。
でも、そもそも同じ女性でも生理前にイライラしない人もいるし、その大きさも軽かったり重かったりするので、自分だけがコントロール出来ていないわけではなかったのです。
子供に怒鳴るのをやめられた3つの方法


ここからは、私が実践した方法を具体的にお話しますね。
- 常識を手放す方法
- 自分にストレスがかからない方法
- PMSと向き合う方法
①常識を手放す方法
まずは「親だからこうあるべき」という常識を手放します。
その常識とは…
- 親が子どもをしつけなければいけない
- 子どもが悪いことをするのは親の責任
- わたしがしっかり育てなきゃ!
自分が常識だと思っていることを変えていくのは大変なことですよね…。
順番に、3ステップで進めて行きます。
どんな子になってほしくないか?を2つだけ決める
「どんな子になって欲しいか?」は、きっと山ほどあげられると思います。
ただ、お子さんも人間ですから長所と短所があって当たり前ですよね。
では、「こんな子にだけは、なって欲しくない」というのを2つだけあげてみましょう。
もし、一つにしぼれれば1つでも構いません。



私は「自分を傷つける子」「人の嫌がることをする子」だけは避けたい!とあげてみました。
こうすることで、あなたが重視したい子育ての方針が明確になります。
絶対になって欲しくない2点に触れた場合は、厳しく叱って良いというルールを作りました。
他の部分が目についたら「まぁ、いっか」と唱える
絶対になってほしくない2点以外にも、お子さんの行動で目につく部分はたくさんあります。
例えば、片づけない・勉強しない・食べない…などたくさん目につくと思いますが、
気になったら、まず「まぁ、いっか。」と唱えてみましょう!



まあいっかと言葉にすることでいったん冷静になれます。
いや、良くない!と思った場合は、
今のお子さんの行動は「こんな子になって欲しくない」に該当するか?考えてみます。
すると、たいていは当てはまらないことが多いです。



たいしたことじゃないな。
と思えるようになりました。
子どもを家族の一員として見る
伝える時にどうしても、感情的になってしまう…というのもすごくわかります。
親だって人間なので、感情的になってしまうのは当たり前!
ただ、他の人にはそんなに感情的にならないのではないでしょうか?
例えば、同じような行動をしたのが旦那さんだったら?
「早く片付けなさい!!!」とは言わないですよね?
相手を尊重しつつ、急いで片づけて欲しいことを伝えるのではないでしょうか?
お子さんも「自分がしつける子ども」ではなく「家族の一員」と意識を変えてみるだけで伝え方が変わってきます。
お子さんの人生を親がコントロールすることは出来ないと認識した上で、大切な人だからここは直して欲しいという意識をすることで、私は楽になれました。
②自分にストレスがかからない方法
- 計画的に物事が進められない
- 寝不足になる
- 疲れがたまる
- 自分の時間が取れない
という育児環境をどうすれば改善できるのでしょうか?
私が実践した方法は
完璧主義をやめること
今思うと、私はまじめで一生懸命なママでした。
子どものために、一生懸命だからこそストレスがたまってしまうのです。
そんなに一生懸命にならなくても大丈夫。
お子さんには、お子さん自身で成長する力が備わっているんですよね!
- ハイハイする方法を教えなくても自然とハイハイします。
- ティッシュを何枚も引っ張っていたずらするのは、指先を発達をうながすため。
- 段差があれば登りたくなるのは身体機能を上げるため
お子さんは、自分の行動を見守ってくれる親がいれば、自分でちゃんと成長する!



わが子の力を信じることで、肩の力が抜けました。
具体的な次の事を実践しました
- 子どもと一緒に寝る
- 家事はできるだけサボる
- 遊びはこどものやりたいことだけ
- 栄養は1日トータルで取れていればOK
子どもと一緒に寝る
寝かしつけに苦労するママは多いですよね。
なかなか寝なくてイライラ…。
なかなか寝ないのは、自分を寝かしつけた後にやりたいことを考えている親の気持ちを感じているからかも。
私は子どもと一緒に寝るようになってから、寝かしつけがなくなり楽になりました。
実際、子どもたちの寝つきも良くなったことを実感しています。
家事は出来るだけサボる
家事は、やろうと思えば無限に仕事がありますよね。
特に掃除は、掃除機・拭き掃除・玄関の掃き掃除・棚やドア、窓ふき、換気扇、お風呂、排水溝…やり出したら1日では終わらないほどあるのに、
それが翌日にはまた同じことをしなければならない…。



私も結婚した当初は、まじめすぎて一日中掃除で終わっていました…。
まるで掃除のおばさんになったよう…(笑)
ただ、サボればいくらでもサボれるのが家事の良いところ!
やってみたらわかりますが、拭き掃除を3日に1回にしたところで日常生活に支障はありません。
玄関掃除は、ゴミの日だけやる!など「やらない家事」を決めることでずいぶん楽になりました!
乾燥機付き洗濯機や食洗機を利用して、自分じゃなくてもできる家事はやらないことにしました。
遊びは子どものやりたいことだけ
子どもとの時間は大切にしたいですよね。
特に、専業主婦で自宅でお子さんを見ている方は、幼稚園に入園するまでは自分で遊ばせに行く必要があります。



私も当時は子どもをたくさん遊ばせなければ!と思い、公園には朝晩毎日2回連れて行っていました。
もちろん、外での遊びは子どもにとってとても重要ですが、忙しいママが公園に毎日欠かさず連れて行くのはかなりキツイです…。
毎日公園にいかなくても、お買い物がある日は散歩だけでも刺激がたくさん!
お子さんやママがちょっと疲れてそうなら、一日おうちデーがあっても大丈夫!
また教育に良いからと頑張って製作活動の時間を作ったり、絵の具や水遊びなど用意がたいへんな遊びを毎日代わる代わる用意するのも大変ですよね…。
もちろん、ママが苦でなければたくさんやりたい遊びですが、
ママが大変…と感じているなら、すべて取り入れなくても大丈夫。
育児のノウハウよりも、お子さんがやりたい!と言ったものを優先して、あとはやらないという選択も大切!
本人のやりたいことを尊重することで自主性も育つようになりました。
栄養は1日トータルで取れていればOK
食事も、栄養あるものを食べさせなきゃ…と、嫌がる物は細かく刻んでみたり、調理方法を変えてみたり試行錯誤!
「これなら食べてくれるかな?」と思ったものを一口も食べずに泣かれた時の絶望感…。
泣きたいのはこっちだよ…と思ってしまうこともしばしば…。
でも1日のトータルで考えて、朝食で野菜食べたし、昼に食べなかったとしてもまぁいいか!と気楽に考えるようになって楽になりました。
そう考えるようになったら、子どもの方から「今日野菜食べてないから夜はサラダ出してくれる?」と言うようになったのです。



こどもって親が思っている以上にいろいろ考えてますね!
離乳食が大変!と悩んでいる方は、離乳食めんどくさい協会の有益すぎる神アイディア集!も参考になりますよ!
③ PMS(月経前症候群)と向き合う方法


もし同じことがあってもいつもはイライラしないのに、この時だけはイライラが止まらない…ってことがあったら、メモしておくと良いです。
私は、生理の前になると些細なことでイライラしていました。
イライラの原因がPMSだと気がつくだけでも、かなり楽になれます。
ただ、PMSでイライラしてるなーと自覚していても、コントロールするのは難しいですよね。
私がやったこと
- 正直に話す
- ピルを飲む
PMSであることを子どもに話す
小さいお子さんには難しですが、小学生の娘には伝えました。
- 女の人はホルモンの影響でイライラしちゃうことがある
- 人によって違うけれど、ママはイライラしやすいみたい
- ホルモンをコントロールするのは難しい
性教育の観点からみても、PMSについて知っておくのは大切だと思います。
小学生なら丁寧に説明すれば理解できるし、分かってくれると自分の気持ちも楽になれます。
ピルを飲む
ピルは避妊薬ですが、副効用としてPMS改善の効果も期待できます。
私の場合は、ピルを飲むことでイライラは軽減されました。
最近はオンライン診療も行われていて、忙しいママでも相談しやすくなっています。
PMSかもと思ったら、医師に相談してみるのも一つの手です。
効果がなかった子供に怒鳴るのをやめる方法
「怒鳴るのをやめたい…」と思った当初に、私が実践して効果がなかった方法を3つ紹介します。
不満を夫にぶつける
自分がこんなに大変なのに夫はまったく育児に参加しない…。
これがイライラの原因なのでは?と考えて夫にぶつけたことがありました。
これは、夫が仕事に行っていなければなんとも思わないのに、自分が動いている時にくつろいでる夫に八つ当たりしていただけで、なんの解決にもなりませんでした…。
実際、不満をぶつけたら以前より動いてくれるようになりましたが、
料理や布団の片づけ方など、やったらやったでやり方が違うしいつもの調子で進まないのでイライラ…。



原因は夫ではないな…ということに気が付きました。
自分が我慢する
イラっとしたときに、6秒我慢すると怒りが鎮まる!と聞いたことがありませんか?
これは、実際理にかなった方法で、6秒我慢すると「カー!」となった怒りは収まるのですが、
根本的に解決したわけではないので、そのまま我慢しちゃうとストレスがたまります。
その時は落ち着いても、また同じことでイライラしました…。
その場から立ち去る
これも同じで、その場から立ち去るのはその時にすぐ怒鳴らないで済むけれど、
根本的な解決になっていないので、戻ればまたイライラ…。



そもそも子どもは付いてくるので一人になるのが難しいですよね…
一時的な対策としては有効ですが、やっぱり自分の常識を変えなければ根本的な解決にはならないなぁ…と思いました。
子どもに怒鳴らないための私の秘訣


現在、私は楽して楽しい育児を実践しています。
「楽しめと言われても難しい」という声をよく聴きますが、私は以下のことを意識して、楽して楽しい楽育法を実現しています。
楽育法の秘訣
- 親がしつけなければならないという常識を手放す
- 「まぁ、いっか」を口ぐせにする
- こどもは家族の一員
- 子どもと一緒に寝る
- 家事はサボる
- 「子どものやりたい!」のみを優先
- PMSだということを認めて伝える
もっともっと子どもの育つ力を信じて、子どもを一人の人間として尊重していきましょう♪
そんなにあなたが頑張らなくても大丈夫です♪



私と同じように、頑張りすぎて苦しむママの心に少しでも光を灯すことができたら嬉しいです。
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今回ブログ駅伝に参加した20名の中から、私のおすすめの記事を3つご紹介します。
幼稚園に勤務していた時もキャンプ中の子どもの火傷って結構頻発していました。キャンプに限らず、子どもはまさか!と思うような行動をするので、気をつけなきゃ!と思わせてくれる記事でした。パパママさん必見です!
夫婦だけの時間ってすごく大切なんですよね…。私自身耳が痛い話で、もっと夫婦の時間を大切にしなきゃと思わせてくれる記事でした。
私自身、家族でよくお出かけをするので、大変さがよくわかります。そうそう!!と共感の嵐!パパがここまで分かって計画してくれたらママも嬉しいなぁー♪と思います。
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