小学生の性教育におすすめの本8選!これだけは伝えたい!

小学生の性教育絵本
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小学生の性教育って、何から始めたら良いのだろうと悩んでいますか?

性教育に限らず、お子さんは本を読むことで客観的に正しい知識を理解することが出来ます。

特に性教育は、今まで日本では教えて来なかったこともあり、親御さんが正しい性教育を知らず、お子さんにどう教えて良いか悩む方も多いです。

本をうまく活用すれば、なんて言ったら良いかわからない…という悩みも解決できますよ!

ななかまど
ななかまど

この記事は、3人のこどもたちにおうち性教育を実践している元保育士ママが書いています。

この記事でわかること

・小学生に伝えたい性教育の内容

・小学生の性教育におすすめの本

・小学生の性の現状

この記事を読んで、お子さんに適切な本を見つけ性教育に役立てていきましょう!

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小学生の性教育で伝えたい内容

性教育

小学生の性教育で伝えたい内容についてまとめました。

まずは、8歳頃までには伝えておきたい内容です。

8歳までの性教育

基本的なことですが、これが性教育の原点であり、とても大切な部分だと思います。

そして、万が一おびやかされた場合は、「嫌だと言う・逃げる・大人に話す」ということも伝えましょう。

no!go!tell

ここまでの事は、お子さんが性暴力の被害者・加害者にならないために、出来れば幼児期から伝えていきたい内容です。

しかし、小学生になってしまったのでもう遅いということはありません。

大切なお子さんを守るために、今日から伝えていきましょう。

絵本を使うとお子さんにもわかりやすいですね。

プライベートゾーンを教える絵本おすすめ5選でおすすめの絵本を紹介しています。

8歳までに伝えたい性教育は、まだまだたくさんありますが、ここではユネスコが出している国際セクシャリティ教育ガイダンスに基づき、特に日本の家庭で欠けていて、即実践できそうなものを6つあげました。

8歳までの性教育

体の名称・機能には、外性器や内性器なども含まれます。

また、「すべての人の体が尊重される」については、障がいのあるなしだけでなく、髪の色、肌の色、胸の大きさ、目の形など…すべてにおいて、一人一人違って当たり前。

どの体が優れていると言ったことはないと、しっかり伝えていく必要があります。

ネットの危険性を知らずに家庭でYouTubeを見たり、スマホでGoogle検索をしているお子さんも多いかと思います。

便利だからこそ、危険性についてはしっかりと伝えた上で、正しい使い方を教えていくことも大切です。

続いて、12歳までに伝えたい性教育はこちらです。

12歳までに伝えたい性教育

国際セクシャリティガイダンスに基づいて12歳までと紹介しましたが、

月経や射精については、出来るだけ始まる前に伝えておくことで、お子さんがショックを受けたり悩むことを予防できます。

一般的に射精は、11歳~13歳頃に始まる子が多く、月経は10歳~14歳頃に始まると言われていますが個人差があります。

多くの親御さんは、小学生のうちに性交について話すのは早いと感じるかもしれませんが、

教えなくても小学生のうちから子どもたちは、ネットや雑誌などで情報を集めてきます。

渡辺真由子さんの著書「性情報リテラシー」によると、

男子学生が初めて性的メディアに接した時期は「小学5年生未満」が54%と半数以上を占め、最も多い。

渡辺真由子さんの著書「性情報リテラシー」より引用

女子学生が初めて性的メディアに接した時期として最も多いのは、「小学5年生未満」の31%。小学生の早い段階で性的メディア初体験を済ませる傾向は、男子と変わらない。

渡辺真由子さんの著書「性情報リテラシー」より引用

と記されています。

これは、大学生にアンケートを取った結果であり、実際に目にした時から約10年近く経過して回答していることから、インターネットが各家庭で当たり前に使われるようになった現在では、さらに増加していてもおかしくはないですね。

誤った情報を鵜呑みにしてしまうよりは、書籍などを用いて、正しい知識を生物学的に知ることをおすすめします。

正しい性教育を受けたこどもは、性行動が慎重になると言われています。

小学生の性教育におすすめな本(男女共通)

本

それでは、小学生の性教育におすすめの本を紹介します。

性教育の本は、男女でからだに違いがあるために、男の子向け、女の子向けに分かれた本が多いですが、どちらにも役立つ本を先に紹介します。

ぼくのはなし

山本直英(監修,)和歌山静子(著),童心社(出版)

この本は、こどもがよく聞く「赤ちゃんはどうやって生まれるの?」という疑問に答える本です。

海くんという男の子が、とても愛されて育ったこと、どうやって「ぼく」が産まれたのか、お腹の中にいる様子や、精子と卵子のこと、性交についても描かれています。

この絵本に書かれていることは、性教育を進めていく上で大切なことばかりです。

口頭ではなかなか説明しずらいことも、絵本を使えば話しやすくなります。

ぼくのはなしという題名ですが、男女問わず読み聞かせられる絵本です。

ぜひ、「どうやって生れたの?」と聞かれたら読みたい絵本です。

詳しくは、ぼくのはなしってどんな内容?【絵本購入レビュー】で解説しています。

あっ!そうなんだ!性と生

浅井 春夫 (著), 北山 ひと美 (著), 中野 久恵 (著), 星野 恵 (著), 安達 倭雅子 (著), 勝部 真規子 (イラスト),エイデル研究所(出版)

こちらは、生殖、性に関する知識を、絵本で分かりやすく解説されています。

この本でわかること

・からだの仕組み

・月経の仕組み

・勃起・射精の仕組み

・赤ちゃんが出来る仕組み

・胎児の発達、出産

・いのちについて

・好きという気持ちとは

・家族の多様性

・心の性

・体を守る

基本的なことが網羅されている絵本で、広い範囲で網羅されているため、一つ一つの内容はさらっとというイメージです。

お子さんから答えづらい質問があった時にも、あると便利な絵本です。

後半は、大人向けの解説が丁寧に書いてあるので、おとなにも役立つ一冊です。

マンガでわかるオトコの子の性

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染矢明日香 (著), 村瀬幸浩 (監修), みすこそ (イラスト),合同出版 (出版)

題名の通り、男の子向けに書かれた性の本ですが、女の子にも役立つ本なのでここで紹介します。

この本でわかること

・包茎について

・マスターベーション(セルフプレジャー)について

・女の子の体(月経・PMS)

・恋愛

・LGBTについて

・セックスについて

・避妊と性感染症

・性のリアルとファンタジー

・コンドームの正しい使い方

・自傷行為(接触障がいとドラックについてもさらっと触れています)

・スマホ・ネットとの付き合い方

・性暴力

体の悩みだけでなく、ネットや大人向け雑誌などの嘘の情報についてや、性暴力など、知っておいて欲しい知識が具体的に書かれています。

コンドームの正しい使い方は、女の子も避妊の主導権を持つためにも、男女共に知っておくべきだと思います。

我が家でも、小学校卒業祝いか中学入学祝いにプレゼントしたいなと思う一冊です。

小学生の女の子の性教育におすすめな本

女の子の本

小学生の女の子におすすめな本は、主に月経の仕組みやPMSについての知識がメインです。

しかし、恋愛感情や、性暴力被害予防のためのプライベートゾーンの知識、また高学年になると性体験についての避妊や性感染症の知識も伝えたい情報です。

時期を見ながら適切に本を活用していくと良いでしょう。

女の子のセイフティブック

女の子向けに可愛く、そしてマンガで分かりやすく書かれています。

この本でわかること

✓外出時に気を付けること

✓プライベートゾーンとは何か

✓嫌な時は「嫌」ということ

✓見た目だけでは悪い人かどうかわからないこと

✓ともだちとの悩み

✓メールをする時の約束

✓自尊感情について

✓女らしくではなく、自分らしく

✓困った時の連絡先

この本は、妊娠・生殖については具体的に書かれていないので、性教育にまだ慣れていないパパママの家庭でも気軽に取り入れやすいと思います。

小さいうちから知っておいてほしい大切な内容が網羅された便利な一冊です。

セイリの味方スーパームーン

月経の仕組みに特化して書かれた本です。

漫画が多く、小学生でも読みやすいと思います。

1998年6月に発売された本なので新しい情報は載っていませんが、ハーブティーで生理痛を軽減する方法や、鉄分不足解消レシピが載っていたり、

粉せっけんを使って環境を守るという自然を大切にする概念が盛り込まれています

この本でわかる内容

・ナプキンの使い方

・汚れた時の対処法

・月経時のマナー

・月経のメカニズム(名称・受精・胎児の成長)

・PMSについて(この本ではセイリ前シンドロームと書かれています)

・生理痛について

産婦人科医宋美玄先生の生理だいじょうぶブック

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宋美玄(監修)あべさより(漫画)小学館(出版)

こちらも、主に月経について書かれた本。

宋美玄先生が、漫画で分かりやすく解説してくれています。

2020年2月に発売された新しい本なので、情報が新しいという意味ではおすすめです。

この本でわかる内容

・ナプキンの使い方

・月経のメカニズム(名称・受精・胎児の成長)

・HPVワクチンを受けよう

・PMSについて

・月経時のマナー

・ブラジャーについて

・異性を気にすること

・毛の処理方法

・プライベートゾーン

・LGBTとSOJIについて

この本では、HPVワクチンを勧めています。

ワクチン接種による多様の副作用が報道され、受けて大丈夫なのだろか?と心配されている方も多いと思います。

ノルウェーの医師、エレン・ストッケン・ダールさん・ニナ・ブロックマンさんの著書を日本語訳した「からだと性の教科書」では、安全で効果的なワクチンだと明記されています。

以下一部抜粋して引用しました。

2018年に、7万人の少女を対象に行われた調査「名古屋スタディ」の結果が発表されました。

接種した集団と摂取していない集団で、痛みやしびれが出た割合は変わらず、HPVワクチンと症状のあいだに因果関係は認められないことが明らかになりました。

世界中の女子が読んだ! からだと性の教科書より引用

ノルウェーではこれまでに50万回分近いワクチンが16万人の少女に接種されました。そのうち645のケースで、ワクチンが原因かもしれない副反応が報告されましたが、そのうちの92%は重篤な副反応ではなく、接種した部位の腫れや痛み、発熱、吐き気、下痢といった一時的な症状でした。

世界中の女子が読んだ! からだと性の教科書より引用

もっと詳しく記載されていますので、詳細が気になる方は書籍を読んでみることをおすすめします。

エレン・ストッケン・ダール(著),ニナ・ブロックマン(著),高橋幸子(医療監修),池田真紀子(訳)NHK出版(出版社)

13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと

ピンクを基調とし、可愛らしい絵も使って分かりやすく解説された本です。

あゆみちゃんと、ハピウサといううさぎのキャラクターが登場し、楽しく読めるように工夫されています。

マンガで書かれている部分が多く、小学生でも気軽に読める本です。

本の内容

・生理について

・胸が膨らむことについて

・ムダ毛のお手入れ方法

・異性について

・マスターベーションについて

・性体験について

簡単にまとめると上記の内容について書かれています。

生理のことについてが大半ですが、性体験についても書かれています。

小学生向けということで、性体験についてはさらっと触れてあり、性病や避妊についても興味を持つきっかけにはなるかと思います。

この本は2010年に出版された本で、「性同一性障害」についても触れられています。

当時は「性同一性障害」という呼び方が主流でしたが、2013年アメリカの精神医学会では「性別違和」という表現が使われるようになり、現在では「性別違和」と呼ぶ方が主流になっています。

性別違和は病気ではないので、ちょっと補足してあげる必要があると感じました。

小学生の男の子の性教育にオススメな本

男の子の本

小学生の男の子におすすめな本は、2冊あります。

そのうちの1冊は、男女共におすすめしたい書籍だったため、小学生の性教育におすすめな本(男女共通)で詳しく紹介しています。

俺たちロケット少年

手丸 かのこ (著), 金子 由美子(解説),子どもの未来社(出版)

性教育の本は、まだまだ女の子向けに書かれた本が多く、男の子向けの本が少ないように思います。

しかし、性の事で悩んでるのは男の子も同じ。

この本は、小学生の男の子の悩みに寄り添い書かれた貴重な本です。

漫画で描かれている部分も多く、小学生でも読みやすいです。

母親は意外と知らないことも多く、お母さんたちにもためになる本だと思います。

ペニスの洗い方や包茎について、男の子のお母さんも知っておきたい知識だと感じました。

この本でわかること

・精巣の役割

・体毛について

・射精について

・勃起

・ペニスの大きさ、洗い方

・セルフプレジャーについて(この本では自慰という呼び方を推奨)

・女の子のからだ

・包茎とは

・性交について(性感染症と妊娠)

・エイズについて

・人を好きになるということ

小学生向けということもあり、セックスとはどういういものか?については書かれているものの、性感染症や妊娠についてはさらっと解説してある程度です。

この本で基本的な部分を学び、お子さんの成長に合わせて避妊や性感染症、ネットの知識についても説明されている「マンガでわかるオトコの性」も活用出来ると良いと思います。

染矢明日香 (著), 村瀬幸浩 (監修), みすこそ (イラスト),合同出版 (出版)

小学生の性教育には適切な時期に本を活用してみよう!

小学校高学年になってくると、思春期に差し掛かり、親の言うことを素直に聞けなかったりするのは自然なこと。

しかし、2017年日本性教育協会による青少年の性行動全国調査では、女子中学生の4.5%、男子中学生の3.7%が性交経験があると回答。

お子さんが、間違った情報を鵜呑みにする前に、小学生のうちから正しい性教育を伝えていく必要があります。

お子さんが、悩んだ時、疑問を持った時に合わせて本をうまく活用することで、お子さんも素直に情報を受け入れやすくなります。

正しい情報を知ることは、性行動も慎重になると言われています。

ぜひ、本を活用してお子さんの明るい未来をサポートしていきましょう。

ななかまど
ななかまど

お子さんに渡す前に、ぜひ親御さんも本に目を通してみてくださいね!

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この記事を書いた人
ななかまど
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大学で発達心理学を学び、幼稚園教諭→保育士→妊娠を機に退職して、現在は娘、長男、次男の三児の母です。産後は、ベビーマッサージとスキンケアについて勉強。現在は、ドタバタ育児真っ最中です!!元保育士でも我が子には、怒ったり、イライラしたり、悩んだりする普通のママです。でもせっかくの子育て、楽しく出来たら幸せですよね?!アンガーマネージメントの心理療法を使って、気楽に育児を実現出来ました!あなたも一緒に辛い子育てから解放されて、楽育しましょ♪
趣味は、子連れ旅行です♪
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