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イヤイヤ期がひどいのは育て方が悪いから?元保育士が答えます!

イヤイヤ期育て方が悪い
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お子さんのイヤイヤ期、周りの子と比べてひどい気がする…。

育て方が悪いからじゃないの?と言われた…と悩んでいませんか?

義母や自分の親から「うちの子はこんなことしなかった」と言われてプレッシャーに感じている方もたくさんいますよね。

結論から言うと、育て方が悪いからではありません。

イヤイヤ期の種類や度合いは、その子によって様々。

では、なぜその子によって違うのでしょうか?

元保育士が詳しく解説します。

この記事を読めば、あなたもお子さんも何も悪くない!ということがよくわかると思います。

タップできる目次

イヤイヤ期がひどいのは育て方が悪いからではなく個性

イヤイヤ期

イヤイヤ期がひどいのは育て方が悪いからではありません。

なぜなら、発達の違いはその子の性格や発達など、個性によるものだから。

でもイヤイヤ期がなかった!という方もいますよね?

なぜこんなに差があるのでしょうか?

以下のような原因が考えられます。

  • 言葉の発達の違い
  • 性格の差
  • ママの感じ方の違い

以下で具体的に解説していきます。

イヤイヤ期ってそもそも何?という方はイヤイヤ期の正式名称は第一次反抗期?違いは?元保育士が解説という記事をご覧ください。

言葉の発達が遅いとイヤイヤ期はひどくなりやすい傾向

発達

イヤイヤ期は、自我の芽生えによって起こります。

今まで自分と同じだと思っていたママや周囲の人が、自分とは違う存在だということに気が付きます。

だからこそ、なんでも自分でやってみたい!自分で決めたい!と思うようになります。

自我が芽生え始めた時期に言葉で自分の気持ちをしっかり伝えられる子は、「イヤイヤ」と癇癪を起さなくても言葉でつたえれば済みますね。

ただ多くの子は、まだ自分の気持ちをしっかり言葉で表すのは困難なため、行動や「嫌」という方法で表すしかないのです。

ですから、基本的に言葉の発達が遅い子ほど、ひどくなりやすい傾向にあります。

ななかまど

その場合は、出来るだけその子の気持ちを言葉に代弁してあげると良いですね!

もちろん発達の早い遅いは、その子によってそれぞれなので、発達が遅いからと言って悪いというものではありません。

その子の性格によるもの

個性

言葉の発達だけでなく、その子の性格にも大きく影響します。

引っ込み事案で、自分の気持ちをすぐに表に出さないタイプの子は、イヤイヤも少なくなります。

反対に積極性があり、自分の気持ちを伝えたい子はイヤイヤも激しくなります。

では、子どもの性格はどのようにして決まるのでしょうか?

日本心理学会が出している最新の研究データによると、遺伝によるものが50%、環境によるものが50%だといわれています。

さらに、環境による50%とは、親の育て方よりも友だち関係など、他の要因によるものが大きいとされています。

つまり、その子の性格は生まれつき半分は決まっていて、

もう半分も親の育て方だけでなく、様々な要因が絡み合って作られていくものだということです。

ななかまど

親の育て方で性格が決まるとは言えないことがわかりますね!

イヤイヤの度合いはママの感じ方にもよる

お子さんのイヤイヤの度合いは、ママの感じ方によっても異なります。

自分の子がひどくて、周りの子は落ち着いていると思いがちですが、

周りの子も家では、同じようにイヤイヤしているかもしれません。

お子さんが同じようにイヤイヤしても、うまく息抜きしているとそんなに大変に感じない場合もありますね。

ななかまど

ストレスが溜まっているかな?という場合は、ママの息抜き方法にも目を向けてみると良いかもしれませんね。

イヤイヤ期に毎日イライラしてしまう予防策と息抜き法を保育士が解説≫≫

イヤイヤの度合いは兄弟でも違う

同じ親の遺伝子を持って生まれ、同じ親に育てられた兄弟でさえ、イヤイヤの種類も度合いも違います。

ななかまど

わが子も3人子どもがいますが、3人とも違います。

例えばベビーカーに乗りたくて泣く子もいれば、乗りたくなくて泣く子もいます。

靴を自分で履きたくて泣く子もいれば、履かせてほしくて泣く子もいます。

床に寝っ転がって長時間泣き叫ぶ子もいれば、すぐに気持ちを切り替えられる子もいます。

ななかまど

兄弟なので、親の育て方のせいではないですよね!

イヤイヤがひどい!発達障がいの可能性は?

発達でこぼこ

イヤイヤがひどいのは、親の育て方が悪いからではありません。

もしかしたら発達障がいなのかな?と心配な方もいるかもしれませんね。

イヤイヤ期と発達障がいは全く別のものですが、強いこだわりやかんしゃくなど、一見すると現れる行動が似ています。

例えば、ご飯を食べたくてイヤイヤ言っている子が、イヤイヤ期ではなく、発達障がいの味覚症状の一つで、どうしても食べられないものだった場合、抵抗が他の子に比べてひどくなる可能性はあります。

ただ、発達障がいはまだイヤイヤ期の時期に判断するのは難しく、今の段階で過度に不安に思う必要はありません。

専門家でも、この段階では経過を観察しながら判断します。

ななかまど

心配な場合は、自治体の相談窓口や医療機関などで相談してみてくださいね。

イヤイヤ期の大きさは個性!コツを知ることで乗り越えよう!

お子さんのイヤイヤがひどいのは、決して育て方が悪いからではありません。

その子の性格や発達など、個性によるもの。

イヤイヤも100人のお子さんがいれば100通りあるのです。

ななかまど

ただし接し方のコツを知っていると、同じイヤイヤでも感じ方が変わってきますね!

イヤイヤ期対応の3つのコツ!保育士が実践する向き合い方を解説!で詳しく説明しています。

イヤイヤ期に、子どもがイヤイヤするのは成長発達に欠かせないもの。

ママも上手に息抜きしながら、見守っていきましょう!

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