トイトレにイライラ!つい怒鳴る自分を変える4つのステップ
- トイトレが進まない…
- 怒鳴っちゃダメなのはわかってるけど、イライラする…
- トイトレつらい…
トイレトレーニングは、思ったように進まず悩む人も多いですよね…。
この記事では、トイトレのポイントとイライラをコントロールする方法を解説し、あなたを怒鳴らずにトイトレする方法へと導きます。
筆者は、元保育士で150人以上の子どもたちを担任!kindle本「笑顔でパンツになれるトイレトレーニング」を出版しました!
この記事では、今日から変わる4ステップを一つ一つ具体的に解説します。
この記事を読んで、あなたも今日から笑顔でトイトレを進めましょう!
タップできる目次
トイトレにイライラ!怒鳴ってしまう自分はダメな親?
ダメだってわかってるのに、ついイライラして怒鳴ってしまう…ダメな親。
そんなことはありません!
喜怒哀楽は、人間なら誰もが当たり前に持っている感情です。
いつもニコニコしているあのママも、家ではきっと怒ってます(笑)
怒りという感情は、防衛感情と言われていて、自分の身を守るためにある感情です。
むしろ、ない方が危険!!
だからついイライラしてしまう自分を責めないでくださいね!
でも、トイトレは怒っちゃダメだって聞いたよ…
たしかに、怒るとトイレトレーニングには逆効果になってしまうこともあります。まずは、イライラする原因を知ることから始めましょう!
トイトレがうまくいかずイライラする理由(原因の認知)
トイトレがうまく行かずイライラしてしまうのには理由があります。
「子どもがおしっこをもらしたから」「洗濯が大変だから」といった表面的な理由ではなく、
その裏に隠された根本的な理由を知ることで、イライラをコントロール出来ます。
➀育児中は負担が大きい
そもそも育児中というだけで、パパママにはかなりの負担がかかっています。
- 夜泣きによる寝不足
- 3食欠かさずご飯の支度
- 子どもを遊ばせに連れて行く疲労
- トイレにすらゆっくり入れない
- まだ帰らないと泣き叫ばれる
- 子連れでの買い物
- 寝かしつけに大幅な時間ロス
- 厳しい周りの目
- ご飯の時間に寝ちゃうなどのハプニング
- 裸で逃げ回る風呂上り
- 常に抱っこで腰が痛い
まだまだあげればキリがないほどのストレスがかかっているのです。
だから自分の身を守ろうと些細なことでもイライラしてしまうのは、当然の「防衛感情」です。
②オムツ外れが早いとすごいという固定観念
SNSや身近な人がもうオムツが外れた!と話しているのを聞くと
あの子は外れてるのにうちの子は遅い。なんで出来ないの!
と思ってしまいますよね…。
でもこれは、パパやママがすごいのではありません。
お子さんの発達がたまたま早かっただけです。
当然、発達が早いお子さんがすごいわけでもありません。
そもそもトイトレは、早く始めれば早く終わるか?というと必ずしもそうではありません。
詳しくはトイレトレーニングは何歳から始める?で解説しています。
おとなになってもずっとオムツという人はいませんよね?
2歳で外れても4歳で外れても、終わってみれば単なる誤差です!
早いのがすごいという思い込みを捨てることで、受け取り方が変わってきますよ。
③ちゃんと育てなきゃ!という責任感
核家族化が進み、地域で子どもを育てるという時代ではなくなってきた現在。
子どもはパパママがしっかり育てなければならないという意識が強くなっている気がします。
「私がちゃんと育てなきゃ!」という気持ちが大きくなりすぎると、思い通り育たない子どもへのイライラは募ってきます。
子どもは、親の想い通りに育たないのが当たり前です!
良い意味での「テキトー母さん」は、自立した子どもを育てます!
真面目で一生懸命なママにおすすめ!
あなたは本当によく頑張っています!まずは自分を褒めてあげて!
トイトレでのイライラを事前に回避する方法(トイトレのポイント理解)
トイトレでのイライラは、やり方を知ることで大部分は回避出来ます。
トイトレを無理せず気楽に進めるために、7つのポイントをしっかり押さえましょう!
一つ一つの詳しい項目の説明は、トイトレが成功する7つのコツ!で解説しています。
コツがわかっていると、イライラも減ります!
トイトレでのイライラをコントロールする方法
トイトレのコツをつかんで進めていったとしても、トイトレを含む育児は、けっして教科書通りにはいきません。
イライラしてしまうことはあるでしょう…。
イライラしてもOKです!
人間のイライラするという感情は、当たり前の感情だとお話しました。
ただしイライラは、自分でコントロールすることが出来ます。
怒りは6秒でしずまる
実は、イラっとした時の怒りの感情は6秒しか続きません。
人間は危険を感じた時などにアドレナリンが分泌されて交感神経を刺激し、反射的に怒ってしまうのです。
アドレナリンが抜けると、怒りは収まってきます。
怒鳴りそうになった時に6秒数えるだけで、少し冷静になれるんです!!
副交感神経を刺激する
6秒待って、それでもイライラがおさまらなければ以下の7つの方法を試してみましょう!
怒りはアドレナリンが交感神経を刺激するために沸き起こります。
なので、意識的に副交感神経を刺激してあげると良いです。
怒鳴るというのは、大声を出すということ。
じつはこれ、すごく理にかなった方法です。
大声を出すことで、横隔膜が動き、自律神経が刺激されます。
怒鳴るかわりに、うたう・深呼吸するという方法で横隔膜を動かせば良いというわけです。
運動をする場合は、軽めの有酸素運動を!
入浴はぬるめのお湯でリラックス効果が高まります。
我慢はしない!怒りはふうせんと同じ
イライラをコントロールすることは、イライラを我慢することではありません。
ふうせんに息を吹き込むと膨らみます。
少しずつ不満やイライラがふうせんの中に溜まっていくと、ふうせんは大きくなりますね。
大きくなりすぎたふうせんは、ちょっとぶつかっただけで割れてしまう。
大きくなりすぎる前に、抜いておくことが大切です。
疲れたら休む。周りに頼るなど、息抜きをしていきましょう♪
イライラせずに子どもに伝える5つの方法(具体的解決法)
我慢するのではなく、イライラせずに子どもに伝える・伝わる方法をご紹介します。
イライラせずに子どもに伝える5つのポイント
- 第一次感情を素直に伝える
- アイメッセージで伝える
- 過去ではなく未来の話をする
- 要点はひとつにしぼる
- 言葉通りで意味が通じるように話す
➀第一次感情を伝える
人の感情には、第一次感情と第二次感情があります。
怒るという感情は、第二次感情にあたります。
悲しい・疲れた・ガッカリしたという第一次感情にプラスして、
「~ねばならない」「~であるべき」という固定観念が加わり、怒りへと変化するのです。
②アイメッセージで伝える
メッセージには、アイメッセージと、ユーメッセージがあります。
ユーメッセージは、あなた(You)を主語にしたメッセージです。
おしっこ出る前に(あなたが)教えなさい!
アイメッセージは、私(I)を主語にしたメッセージ。
おしっこ出る前に教えてくれたら(私は)嬉しいな。
同じことを言っていても、受けとる側は素直に聞くことが出来ますね。
もっと小さな子には、ウィー(We)メッセージもおすすめです!
おしっこ出る前に(わたしたちが)一緒にトイレいこうね!
③過去ではなく未来の話をする
出来なかったこと(過去)の話をしても、失敗してしまった事実は変えられません。
どうしてここでおしっこしたの?
これからはこうして欲しい(未来)の話をすると、こどもも次にどうしたら良いのか明確に伝わります。
次は、トイレでしてほしいな
④要点は一つにしぼる
子どもは、一度にふたつ以上の事を言われても覚えられません。
言いたいことはたくさんあっても、その場は一つだけ!を意識すると伝わりやすくなりますよ!
どうしても、まとめて伝えたい場合は、要点をしぼって伝えると良いです。
⑤言葉の通りで意味が通じるように話す
何回言えばわかるの?!
3回?
ってことはありませんか?
これはふざけてるわけではなく真剣なんです。
子どもは、言葉の裏を読むことがまだ苦手です。
ちゃんとしなさい!
これも抽象的すぎて理解できません。
パンツを下まで降ろしてから座ろうね!
これなら、言葉の通りの意味で通じますね!
【まとめ】トイトレの意識を変えれば、もうイライラして怒鳴らない!
これを読んだだけでは、そんなにうまく行くだろうか?と思っているかもしれません。
たしかに、お子さんは一人一人違うので、どんなことも教科書どおりにはいきませんよね…。
でも、この記事に書かれていることを知っているかいないかで、意識がだいぶ変わります。
すぐにすべてを出来なくても大丈夫!
10回に1回でも怒鳴らずに6秒待てたら、自分を褒めてあげてくださいね。
それでも心配…という方は、ぜひ私が出版したkindle本を読んでみてください!
購入者特典として、何度でもご相談可能!
これはどうなの?と気になったらすぐに相談できますよ!
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