元保育士おすすめ!夏に読みたい絵本10選
夏にぴったりの絵本をお探しの方に向けて、元保育士が選んだ絵本を10冊ご紹介します。
この記事がおすすめな人
- 子どもたちが楽しめる夏の絵本を知りたい
- 子どもたちに季節感を感じさせたい
- 新しい絵本の選びに悩んでいる
季節に合わせた絵本選びは、子供の感性を育てるためにとても大切です。
この記事では、夏の季節にぴったりの絵本を10冊厳選して紹介します。内容は、行事の由来を学ぶものや、夏の遊びに知っておきたいお約束、季節の風物詩を感じさせるものまで幅広くカバーしています。
この記事を書いたのは、元保育士・幼稚園教諭で、3児の母でもある幼児教育の専門家です。
この記事を参考に、夏の絵本選びを楽しんでみてください。
子どもたちとの読書時間が、より一層楽しいものになりますように。
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夏に読みたい絵本10選
夏の季節にぴったりの絵本を10冊紹介します。
たなばたものがたり
中国で生まれた七夕の由来、織姫と彦星のお話がわかりやすく描かれています。
旧暦7月7日に、こと座のべガとわし座のアルタイルが天の川を挟んで最も近づくことから、1年に1度だけ会える日と考えられました。
たなばたの由来を知ったうえで空の星を見上げてみると、興味を持って観察できそうですね。
スイミー
国語の教科書にも載っているスイミー。
広い海に住む小さな魚の兄弟の中に、一匹だけ真っ黒なさかなスイミーがいました。
ある時、大きなまぐろが兄弟たちを飲み込んでしまい、スイミーは一人ぼっちに…。
いろんな海の生き物に出会ったり、個性を尊重すること、協力することの大切さなど、読む人によっていろんな学びになる絵本です。
うなぎのうーちゃんだいぼうけん
土用の丑の日に、うなぎを食べる風習がありますが、うなぎがどこで生まれてどう成長するのか知っていますか?
はるか遠くマリアナ海溝から、日本にやってくるうなぎの一生を描いた物語。
うなぎの生態や環境の問題も見えてくる貴重な絵本です。
こぐまちゃんのみずあそび
子どもにもおとなにも大人気なこぐまちゃんシリーズの絵本。
お花に水をあげるお仕事が、いつの間にか水遊びに…。
子どもはこんなイタズラの中で自らいろんなことを学んでいきます。こんな水遊びも素敵ですね。
かっぱのふうちゃんライフジャケットでスイスイ
海や川の危険なところ、ライフジャケットの正しい選び方や必要性などをわかりやすく絵本にしています。
残念ながらこの時期、水辺の悲しい事故のニュースを見かけることがあります。
楽しい時間を失わないためにも、水辺に遊びに行く前に親子でぜひ読んで欲しい絵本です。
あさがお
あさがおの種を蒔くところから、土の中での成長しだんだん大きくなって行く様子が詳細に描かれています。
実際にあさがおを育てていても、変化を観察するのはやや難しいですよね。
絵本では、大きくなる様子がイラストで視覚化され、比較できるように描かれているのでよくわかります。
実際に育てながら絵本を見ると知識も整理されますね。
まほうの夏
東京に住む兄弟2人で、お母さんの田舎に遊びに行く話。
虫取り・木登り・川遊び…泥だらけになって遊ぶ夏休みは、なんだか懐かしさを感じます。
我が子の夏休みも、こんな風にめいいっぱい体を動かす夏休みにしたいなぁと思える本です。
なつのおとずれ
もうすぐ梅雨明けと聞いて、夏に大活躍する食べ物や道具が集まってくるお話。
夏といえば、アイスクリーム・かき氷・スイカ・メロン…他には何が思いつきますか?
旬を感じられる絵本で、暑い夏が待ち遠しくなる一冊です。
ねこのはなびや
花火を打ち上げるはなびやの様子を描いた絵本。
しかけ絵本で大きく開けるページもあり、色鮮やかな花火のイラストに子どもたちは釘付け。
打ち上げてくれる人がいて綺麗な花火が見られることも理解できますね。
えんにち奇想天外
楽しいお祭での会話にたくさんの四字熟語が使われた面白い絵本。
楽しみながら語彙を増やすのにおすすめ。
四字熟語がわからない幼児も、音のリズムがいいので聞いて楽しめます。
最後のページに四字熟語の意味も書かれているので、小学生は意味も理解できると良いですね。
絵本を読んで夏を満喫しよう
この記事で紹介した10冊の絵本は、どれも夏の季節感をたっぷりと味わえるものばかりです。
たなばたの由来や海の生きもの、夏ならではの様子を描いた絵本は、子供たちに季節の変化を感じさせ、豊かな感性を育む手助けをしてくれます。
ぜひ、この夏の読書時間に取り入れてみてください。
今回紹介した絵本10冊を図解にまとめました。
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