【1歳】指さししない!保育士が実践する5つの関わり方

悩み
この記事は約7分で読めます。

うちの子、もう1歳すぎているのに、まだ指さししない…と悩んでいませんか?

指さしは、発達状況を判断するのに重要なことの一つです。

しかし、一言で指さしと言っても様々な指さしがあり、1歳半検診で調べられる指さしを始めるようになるには、大きく4つの段階があります。

この記事では指さしの4つの段階と、指さしをするようになるために保育士が実践している5つの具体的な方法を紹介します。

私が保育園に勤めていた時にも、0歳、1歳の子と関わる時に意識していた方法です。

この記事を読めば、お子さんが指さしを始めるために、今からパパママが出来ることがわかります。

スポンサーリンク

1才半検診で聞かれる「指さし」をしない!と思ったらまず観察してみよう

 1歳半検診で、絵本を用いて「りんごはどれ?」などと聞いて指さしするかどうか?を見るという方法が用いられていることが多く、

それを知ったパパママが1歳半検診を目前にして「うちの子まだ指さししない!!」と心配になるということが多くあります。

しかし、指さしをしないからと言って、すぐに発達障がいなどを疑う必要はありません。

この時期の発達には個人差があり、発達の遅れは指さしのみで判断するものではないからです。

とは言え、検診で判断材料の一つにしているくらいなので、障がいを見つける手掛かりになることは事実です。

指さししない理由が何かあるかどうか?は普段の生活でよくお子さまを観察してみましょう。

例えば、耳が聞こえているか?ママが、お子さんの後ろから声をかけて反応を見てみてください。反応があれば耳は聞こえています。

他にも、指さしはしないけれど、パパママの言っていることを理解しているなと思う行動はありませんか?

「ばんざいしてー」と言うと服を脱ごうとしたり、「お茶はどこかな?」と話しかけるとお茶の入ったマグを探そうとしたり…。

これらの行動は、相手の言っている言葉から相手の意図を読み取れている証拠。

少しの工夫で、すぐに指さしをするようになるかもしれませんよ。

1歳で指さしをするようになる「指さしの4つの段階」

まず、指さしをしないと一言で言っても、どのような指さしが出来ていないのか?によって発達の段階が違います。

まずはお子さまが今、どの段階にいるのか?理解することから始めましょう!

①気になる物への指さし【興味の指さし】

 例えば、犬を見て「おー」とか「あー」と言いながら指を指したり、手はパーのままでも手を動かして示している場合、これに当たります。

 だいたい10か月頃から始まると言われていますが個人差があります。

 これは、自分と物(動物)の2項関係で成り立っています。

②「これが欲しい」という指さし【要求の指さし】

 例えば、ご飯や玩具を指さして、「あー、あー」と言って、自分が今欲しい!という気持ちを表現しているのがこれに当たります。

 実は、これも自分と欲しい物の2項関係で成り立っていますが、自分の気持ちを表現する方法を身に付けた段階です。

③「見て見て!」という指さし【叙述の指さし】

ここからが、自分と物と相手の3項関係になります。

自分の気になったものを相手に伝えるという指さしです。

物を指さし、パパやママなど伝えたい相手をちらっと見るような行動がみられます。

興味のある物と、伝えたい人が別なため、ちょっと高度な指さしです。

④質問に答える指さし【応答の指さし】

1歳半検診で用いられる絵本を見て「リンゴはどれ?」に答える指さしは、これに当たります。

自分と、相手と物の3項関係で成り立っていて、さらに、質問を理解していることに加えて、物の名前も理解していないと答えられません

かなり難易度が高いことがわかりますね。

これが出来るのがだいたい1歳半頃だと言われています。

指さしするようになるために保育士がしている5つの関わり方

お子さんが、今どの段階なのか?を理解した上で、保育士が実践している5つの方法をみていきましょう。

指さしをするようになるために、普段の生活の中で意識して取り入れていくと良い方法です。

大人が指さしをする

普段から大人が「あ、わんわんいたねー」「ぶーぶーがいるね」などと指をさして会話することが効果的です。

遠くのものは、指をさして伝えるのだという方法を学ぶことが出来ますね。

最初は、大人が指をさしている方を見ていなくても大丈夫!繰り返しているうちに、段々と理解できるようになります。

子どもに選んでもらう機会を増やす

 普段からお子さんに選んでもらう機会を増やすと良いです。

お菓子を「どっちから先に食べる?」玩具を「どっちで遊ぶ?」絵本を「どちらから読む?」などの質問に対して、最初は手を出さなくても、目で答えていたりすることもあります。

その時は、「こっちね」とお子さんの気持に共感してあげると良いです。

自分の気持ちを分かろうとしてくれているのだという事が、お子さんに伝わります。

そのうち手を出すようになって、1本指を出せるようになっていきます。

自分の意思を伝える機会を増やしていくということですね。

なんでもわかりすぎてしまわない 

例えば、口をあいただけで食べ物を口に入れてあげたり、泣いただけで、「あーこれじゃないのね」とか、まだ手に取ってないのに「これが欲しいの?」など先取りをして与えてしまうと「伝えなくてもなんでもわかってくれるから、指をさす必要がない」と思ってしまいますね。

これは、後々「なんでもわかってくれるから言葉を話さなくても良い」にも繋がり、言葉の発達も遅くなる原因になることがあります。

忙しいパパママには、ちょっと大変なことですが、お子さまが意思表示をするのを待ってあげるというのも大切なことですね。

良い意味で、「鈍感な親」になってみてください。

意識的に物の名前を伝える 

絵本の中に出てくるものや、実際に食べている物、目にしたものなど、とにかくなんでもお子さんと会話して、名前を伝えていきましょう。

 まだお子さんが話せないことで、パパママもあまり話しかけない、会話が成立していないと考えているパパママもいますが、お子さんは、言葉に出来ないだけで、話していることはわりと理解できています。

 「りんご、食べようね」「これ、ニンジンだよー」「わぁ!大きなトラックだねー」なんて言いながら過ごしていると、お子さんは色々な物の名前を覚えていきます。

話過ぎなんてことはありません。どんどん赤ちゃんと会話していきましょう!!

指さしを促す絵本をたくさん読む

どんな絵本でも良いですが、犬が出てきたら「わんわんだねー」と言いながら大人が指をさす、「ケーキ、美味しそう」と指をさすといった具合です。

まだお子さまがちいさく、あちこち出かけられるわけでもないので、日常生活で目に出来る物は限られていますよね。

絵本を読むことによって、実際には見ることが出来ない物も知ることが出来ます。

パパママが指を指して名前を言うことで、子どもは真似っこが大好きなので、そのうちお子さまも真似して指をさすようになります。

指を指したら、「うん、それわんわんだね!」「あーそれはうさぎさんだね」と返事をすることで、お子さんが指をさしたことでパパママに注目している物が伝わった!という成功体験を積んでいってください。

どこにいるかな?と見つけて指をさして遊ぶ絵本も良いですね。

最初は大人が「あ、ここにいたー!」と指をさして進めていくことで、こどもも自然と指をさすことを覚えていきます。

私がおすすめする絵本は「きんぎょがにげた」という絵本です。

ぜひ、親子で読みながら遊んでみてください。

コロナ禍だからこそ、今、出来る解決策を見つけていこう。

本当なら、お散歩の途中などで自然にできているであろうことが、コロナ禍 で赤ちゃんとの外出を控え、何日も自宅のみで過ごす毎日。

たまに買い物に出ても、コロナ感染予防のためカートなどには乗せずに、抱っこ紐でずっとママの顔しか見えていない状態での外出が余儀なくなれていますよね。

この事が原因で、バスやトラックなど遠くの物を指さしてパパママと会話する機会が減ってしまったこどもたちは、指さしなど、環境が原因による発達の遅れも多くでているのではないかと予想できます。

しかし、そのような環境に置かれていることを理解し、お散歩には行けないけれどベランダに出て道路を見ながら会話してみる、空を見上げて、鳥や雲の話をしてみるなど、意識して生活することで補うことが出来ると思います。

そのような工夫をしても、やっぱり指さしをしないなど、気になることがあれば、迷わず自治体の保健センターなどに相談してみてくださいね。

パパママにとっても、お子さんにとっても大変な毎日ではありますが、どうか、今できることを取り入れて、未来あるこどもたちが、元気いっぱい成長してくれることを望みます。

ブログランキング・にほんブログ村へ
悩み
スポンサーリンク
この記事を書いた人
ななかまど
ななかまど

大学で発達心理学を学び、幼稚園教諭→保育士→妊娠を機に退職して、現在は娘、長男、次男の三児の母です。産後は、ベビーマッサージとスキンケアについて勉強。現在は、ドタバタ育児真っ最中です!!元保育士でも我が子には、怒ったり、イライラしたり、悩んだりする普通のママです。でもせっかくの子育て、楽しく出来たら幸せですよね?!アンガーマネージメントの心理療法を使って、気楽に育児を実現出来ました!あなたも一緒に辛い子育てから解放されて、楽育しましょ♪
趣味は、子連れ旅行です♪
Twitterで、ブログ更新情報や子育て情報つぶやいてます。気軽にフォローしてね♪

ななかまどをフォローする
ななかまどをフォローする
子育て楽

コメント

タイトルとURLをコピーしました